2014.07.19-07.21 無人島キャンプ
吉本隊長からのメッセージmessage
われわれが乗っていた豪華客はあの大きな嵐に遭遇し、難破てしまったようである。しかし、幸いなことに我々ボーイスカウトの仲間はなんとか命だけは落とさず、この絶海の孤島に流れ着いたようだ。
いずれ救助部隊が助けに来てくれるだろうが、それはいつになるかわからない。明日?一週間後?一ヶ月後?
救助を待つにせよ、脱出するにせよ、何としても生き延びなければならない。それもわれわれ自身の手でだ。
火を起こし、飲料水と食料を確保し、住まいを得、応急手当をする…。それだけではない。野外にはクマやイノシシなどの獣もいる。野犬もいる。毒ヘビもいる。自分だけは助かりたいという一心で身勝手な行動をする「人間」もいる。そうしたものから身を守らなければならない。
電気やガス、水道、冷暖房完備の生活にひたりきっている君たちに、はたしてそれができるだろうか?
いや、できるかどうかの問題ではない!どうしてもやらなければならないのだ。それが出来なければ残された道はただひとつ「死」しかない。
絶対に生き残るのだ!絶対に生き延びるのだ!という強い望みを捨てず、スカウティングで鍛えた『スキル(技能)』と『スピリチュア(精神)』をもってすれば必ずサバイバルできる。
今回はいつになく厳しいミッションになるが、笑顔を絶やさず、この夏最高の思い出を自分たち自身で手に入れてほしい。
さあ!ステージは用意された!あとは君たちがすぜ手の準備を整えて出発するだけである。